webシステム開発とは

システムは色々な種類がありますが、どれも同じように感じられるのではないでしょうか？しかし、システムには多くの種類があります。
Microsoft Excelように、個人一人一人で使用するパーソナル型のアプリケーションや、Microsoft AccessなどはＰＣごとに利用しますが、本格的なデーターベースシステムでもあります。
webシステムは、webブラウザとデーターベースを組み合わせて、複数の人が利用できるシステムです。webブラウザを利用することで、ＰＣへ新たにソフトをインストールする事無くシステムを利用することが出来ることから、webシステムを利用する企業や個人が増加しています。
エクセルでデータベース的に管理ている情報を、エクセルからweb化して利用することも可能で、複数の従業員や部門、営業所、店舗から情報共有することで、業務の効率化が計られます。
今後も、インターネットの普及やiPadやAndroidの利用者の増加によって、webシステムの利用者数は更に増加されると予想されます。

 

クラウド型webシステム開発とは

一般的なwebシステムは、自社内へwebサーバーやデーターベースサーバーを構築し、全ての機器やソフトを自社で構築管理する方法でした。
その場合、停電時にシステムを守るために無停電装置や、データーのバックアップ装置などが必要になります。
機器の購入費用で何百万円も必要なケースもあり、中小規模の企業などでは敷居が高く導入を見合わせることもありました。しかし、クラウドを利用することで、低価格で利用が可能になりクラウドの普及も進んでいます。
従来は、システムやハードウエア－を購入し利用していましたが、最近では、クラウド上で利用できるwebシステムを、初期費用と月額料金で利用する事が可能となり、「所有型」から「利用型」へ移行しています。
クラウド型webシステムとは、自社でサーバーなどの機器を準備せず、クラウド上の各サーバーや機器を利用して構築された、webシステムを利用することです。クラウドとwebシステムは技術的に相性が良く、利用者の利便性も高いことから、今後、更に普及することが予想されます。

 

クラウド型webシステム開発のメリット

webシステムの大きなメリットとして、システム利用するソフトをＰＣへインストールする必要がありません。
インストール型のシステムでは、利用する全てのＰＣへソフトをインストールする必要がありますので、そのインストールを行う時間や作業は大変コストが必要になります。webシステムでは、ブラウザから利用することができるので利用するＰＣを選ぶ必要がありません。会社や店舗のＰＣは勿論、自宅のＰＣからもインターネットが利用できる環境ならば利用することが可能です。
また、iPadやAndroidのタブレット、iPhoneなどのスマートフォンからも、レスポンシブデザインならば利用することが可能となります。
クラウド型のwebシステムならば、本当に簡単に利用開始することができます。
そして、クラウド型webシステムならば、webサーバーやデーターベースサーバーなどの運用管理・トラブル対応など、自社や店舗で管理する必要がありません。一般的に、webシステムを提供するシステム会社が運用管理やトラブル対応を行いますので、社内に専門知識のある人材を確保する必要もありません。

 

クラウド型webシステム開発のデメリット

クラウド型webシステムは良い面だけではありません。セキュリティ面を心配される方もいらっしゃいます。自社内に情報を置かなくクラウドに情報は保管することになります。しかし、社内に情報があっても退職社員や契約社員が情報を漏えいして、ニュースで伝えられこともありますので一概には言えないと思います。
また、ビルの地下や山岳地域などインターネットや無線通信が出来ない場所では、webシステムを利用することはできません。

 

クラウド型webシステム開発による効果

大きな期待効果は、短時間と低価格でwebシステムを簡単に導入できることによって、業務の効率化や省力化が直ぐに実現できることです。
費用対効果において、初期費用と月額料金の回収は簡単に行えるのではないでしょうか。従業員の時間給が、2,000円と考えれば、月に５時間の業務効率が可能ならば月額料金の10,000円は回収できます。複数で利用するwebシステムは、掛ける人数になりますので更に効果は大きくなります。
また、インターネットの受注システムを利用する場合なら、取引先の発注業務の利便性向上で、売上増加も期待できるのではないでしょうか。クラウド型webシステムを上手に活用することで、業務改善や売上向上が期待できます。