記入するから、操作するへ

部品の組み立て工場の場合を考えてみましょう。

どの工場でも、機械化は進み部品を一つ一つ手作業で、組み立てているという場合は少ないでしょう。

手作業で組み立てていたのでは、膨大な時間を要する上に、生産量も限られてしまいます。

ですから、工場も機械化を進めているのではないでしょうか。

今までは、確かに手作業に頼る部分が、多かったかも知れません。

しかし、機械化によって生産量も格段に増やすことが出来るようになったのです。

今までは、手作業だったものが、機械を操作するだけで、部品が組み立てられてしまうのです。

このように、同じことが予約という業務にも生かせるのではないでしょうか。

今までは、営業時間内にかかって来る予約は、自分が応対する、予約台帳に記入する。変更が生じれば、予約台帳から該当箇所を探して変更する、等々。

これでは、部品の組み立て工場を例にとったように、部品を一つ一つ手作業で組み立てていくのと同じことではないでしょうか。

このような手作業を解決してくれるのが、予約システムなのです。

勿論、導入当初は初期設定が必要となります。

例えば、時間当たり受付出来る予約人数などです。

初期設定を行えば、後はシステムが自動で行ってくれるのです。

予約に必要な、お客様情報(氏名、性別、年齢など)や予約日時などは、システムが管理してくれます。

今までは、自分が電話に出て、予約台帳に記入していたものが、システム導入により簡単な操作だけで管理出来るようになるのです。

お客様情報や予約日時などは、お客様自身が入力してくれますので、自分で台帳に記入する必要もなくなるのです。

記入するという作業はなくなり、管理するという作業に力を注ぐ事が出来るようになるのです。

過去の予約情報からは、性別や年齢別の予約人数の分析や未来の予約人数などは、簡単な操作で確認出来るのです。

つまりは、記入するから操作することへの移行なのです。