勤怠システムは、単に集計業務だけに留まりません。
集計後、各従業員の勤怠データを見比べて見ると、色々な事が分かってきます。
例えば、残業が突出している従業員も居れば、欠勤が目立つ従業員もいるかも知れません。
この中で、今回は残業が突出している従業員、いわゆる長時間労働者を例にとってみましょう。
長時間労働していると言う事は、当然、自分が自由に過ごせる時間が圧迫されていると言う事になります。
毎日の長時間残業で、家と会社の往復だけの生活となってはいないか?健康への負荷も心配されます。
ましてや、そんな事が長期間にわたって来れば、うつ病を発症したり、過労死などといった最悪のシナリオにもなりかねません。
勤怠の担当者及び責任者としては、そんな従業員に対策を講じなければなりません。
このように、勤怠システムでは、単に集計業務だけに留まらず、集計結果を活用して、従業員の健康保持増進活動にも、範囲を広げて利用出来るのではないでしょうか。