働き方改革、現状の勤務時間の把握が必要
働き方改革とは、働く人の立場に立ち抜本的に改革することです。
安倍内閣は働き方改革実現のため、安倍首相や働き方改革担当大臣などで構成された働き方改革実現会議を通して、
働き方改革実行計画を策定しました。
少子高齢化時代の到来によって、労働人口の減少の減少が予想されます。
アベのミックス効果によって、企業からの求人倍率も増加していることから、更に労働者の確保が企業にとって必要になります。
経済環境の好転によって、仕事量の増加が予想される中、業務の効率化と共に品質の維持・向上を同時に行わなければならない状況になっています。
その事で、長時間労働や仕事上のストレスにより自殺・死亡する労働者が増えていると言われています。
労働基準法では、１日８時間、週４０時間を超えて労働させてはいけないと定めています。
しかし、労働基準法第36条に基づく労使協定（36協定）を結びことで、制限を超えて働かせることが可能となっています。
今までの日本企業の文化として、労働時間を増やして頑張れば企業の業績が向上すると考えられています。
また、日本の従業員は優秀で、その期待に応える能力と誠実をを持っています。
働き方改革が、その考えを見直し、労働時間を短縮し労働生産性を向上することが大事と言う考えです。
労働時間を出勤簿などを利用している企業では、正確な労働者の勤務時間を把握することが出来ていないのが現状ではないでしょうか。
タイムカードでは、打刻情報をエクセルなどへい一度記録しなおし、勤務時間の計算や集計が必要になります。
現在は、クラウド環境が整いインターネットも普及が進んでいることで、勤怠管理システムも低価格で導入できる環境が整いました。
勤怠管理システムを導入することで、リアルタイムで勤務情報の確認が可能となります。
webブラウザを利用するシステムならば、ＰＣにソフトをインストールすることなく、インターネット環境とブラウザで利用することができます。
労働者の勤務時間を素早く的確に把握することで、限られた勤務時間での状況と問題が洗い出されます。
先ずは、現状の勤務時間を確認することから、働き方改革を行う第一歩となるのではないでしょうか。