警備管制システムの導入により、上番・下番業務が飛躍的に短縮される事は、今まで述べた通りです。
さて、上番・下番が自動的にシステムに反映されるという事は、警備員の労働時間が把握出来るという事も意味しています。
下番-上番-休憩時間=労働時間という事になります。
その一か月の合計時間が、警備員一人一人の総労働時間という事になります。
勤怠管理の側面から見れば、特定の警備員に業務が集中していないか?
連続勤務により、休暇付与はどうなっているのか?
また、その逆に、全くといっていい程、配備予定のない警備員はいないか、等々です。
健康管理の側面から見れば、特定の警備員への業務の集中を分散する事により、メンタルヘルスの支援にも役立つのではないでしょうか。
一つのシステムを導入する事により、そして入力されたデータを活用する事により、様々な業務に活かせる可能性があるのです。
せっかくシステムにデータを蓄積させているのですから、そのデータを最大限に活用しては、いかがでしょうか。