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お客様と共に発展し良きパートナーでありたい、群馬 高崎のクリエイトシステム合同会社

中小企業のクラウド導入のメリット

クラウド導入を行う企業が増えています。
インターネット環境ならば、場所と時間を選ばす、どこからも利用可能で大変便利です。

しかし、
「規模が小さいからクラウドは関係ない」
「クラウドを導入してもどんなメリットがあるのか分らない」
「システム担当者を雇用するのは難しい」
「情報セキュリティが不安だ」

そのようにお考えの経営者の方もいらっしゃると思いますが、実は、中小企業が大企業よりも多くのメリットがあります。
これからの少子高齢化に向けて、クラウドやIT、システム導入は、中小企業の切り札になる可能性があります。

 

メリット その1
導入が簡単で、低価格で利用が可能

クラウドを利用しない場合、自社や店舗から、webシステムなどを利用するには自前で、「webサーバー」「DBサーバー」「ネットワーク機器」などを整備する必要があります。その環境を整えるだけで、100万円以上も必要になりますので、中小企業にとっては敷居が高い状況です。

しかし、クラウドの普及によって低価格な初期費用や月額料金によって、「webサーバー」「DBサーバー」が簡単に利用が可能となりました。また、webシステムの開発もクラウドで利用可能な、オーダーメイド開発も可能となっています。

クラウド利用料とwebシステムの開発利用料や保守料を合計しても、数十万からの初期費用と数千円から数万円からの月額料金で利用することが可能となりました。従業員の人件費は、月数十万の費用(ボーナス、退職金積み立て、保険料など)システム料金と比較して低価格で利用が可能です。

 

メリット その2
小さく初めて大きく育てられます

企業で使用するwebシステムは、パッケージソフトと業務に合った開発を行う場合の大きく2種類になると思います。
パッケージソフトは、低価格ですが自社の業務にフィットしてなかったり、機能が少ない、逆に機能が多すぎるなどの課題もあります。

委託開発で、webシステムを開発する場合は業務に合ったシステムを導入することが可能です。
自社の業務に合い、必要な機能を実装することが可能で、業務改善や省力化に貢献する確率が極めて高くなります。

一方で、システムの開発費などが必要になりますので、パッケージソフトよりも一般的に高額になります。
自社独自の業務内容や他社との差別化を行いたい場合などでは、システム開発が必要になります。

最初から、全ての機能を構築して導入する方法もありますが、最初は最低限な機能を構築し運用を開始する場合もあります。
その後、システムの使用を中止するケースは少ないですが、初期費用と月額料金で運用開始しますので、どうしても中止したい場合は、リース契約と違いますので決められた期間が過ぎれば解約も可能となります。

webシステムを導入後、毎年、機能の追加やプログラムの修正を行って、使い易いシステムや業務に合った内容に修正するのがおススメです。
大企業などでは、年間売上や年間利益の何%と決めて、ITを運用する企業が殆どです。

中小企業でもその様に考えを持った経営者の方もいらっしゃりますが、全体的には少ないのではないでしょうか。
クラウドやwebシステムなどは、費用計上が可能と思いますので、税金の面も考慮しIT費用を確保する方法がよろしいと思われます。

 

メリット その3
クラウドのセキュリティは思ったより強固

自社内に、webサーバーやDBサーバーが無く、何となく不安と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
しかし、皆さんが思ったよりも意外に「安全」「安心」の構築されています。

1.インターネット接続ですが、通信は暗号化(SSL)されて行われますので、通信内容を盗み見することは出来ません。ユーザーIDやパスワードは傍受されない仕組みになっています。

2.情報を保存するデーターベースも、情報が暗号化されています。また、2重化を行い、一方のデータベースが何らかの不具合が発生した場合に自動的に切り替え、データーベースが停止しない仕組みもあります。

3.webサーバーにFTP等で接続するのに証明証が必要で、ユーザーID、パスワードだけでは接続が出来ない仕組みもあります。接続時に必要な証明証が漏洩されなければサーバーに接続できませんので安全です。

4.停電時などの対応として、一定時間電源を確保する機能もあり、停電時のハードディスク破損を防止しています。また、サーバーの設置も空調も確保され、自社で運用するよりは遙かに安全に作られています。

しかし、全て完璧ではありません。
インターネットが不通になった場合、webシステムを利用することができません。また、自社内で停電が発生た場合、PCが利用できませんのでwebシステムへアクセスすることが出来ません。
その様な万が一のことを考慮し、業務で使用する帳票を毎日、事前にプリントアウトすることで対応できるようにする必要もあります。

また、悪意を持ったサイバー攻撃など、インターネット経由で、webサーバーに攻撃を仕掛けられる可能性もあります。
クラウド側でバックアップは取得していますが、万が一のことも考え、自社内で必要な情報はCSVでダウンロードし確保することも必要に思われます。

自社内のシステム運用も、クラウドのシステム運用も100%安全な事はありません。
費用対効果、利便性、業務の効率化、時代の移り変わりに合った運用が必要ではないでしょうか。

 

メリット その4
情報担当者を新たに雇用する必要はありません

一般的なPCの操作・使用が可能でしたら、新規で情報システムの担当を確保する必要はないと思います。
マイクロソフトのワードやエクセル、メールの送受信などをお使いできれば、少しの教育でクラウド型のwebシステムをご利用することが可能です。

webサーバー、DBサーバー、webシステムの保守や運用管理は、システム会社が代行で行います。
自社内に、各サーバーなどを設置した場合は、保守対応は訪問しての作業が必要になるケースもありますが、クラウドの場合、リモートで運用管理や保守作業が行えます。

webシステムや情報もクラウドにありますので、基本的に、お客様へ訪問することなく作業が行えます。
そのことは、お客様への移動時間が不要になりますので、万が一のトラブル対応はクラウド対応の場合が早く行えます。

情報システムの専任担当は不要ですが、従業員やシステム会社への窓口としての担当者は必要になります。
一般的に、webシステムの導入を行った担当者の方が、窓口担当者として継続されるのがよろしいと思います。

中小規模の場合、社長様や役員の方が担当されるケースが多いと思います。

 

以上、中小企業のクラウド導入のメリットについてです。